本来のブログの目的である、「ふたごとえいご」という目的からはやや外れつつありますが、長男の状況もあり、まだ到底言葉を話すような年齢でもないので、しばし育児日記&経過観察にお付き合い頂ければと思います。
12月9日 兄の様子
口唇口蓋裂の子供はミルクを飲めない or 飲まない可能性があるらしく、最も心配していたのはそこでしたが「10ml x 15回」と、通常の子と同じくらい飲めているという事で安心しました。
また、心臓が良くない場合、尿がきちんと出るかもわからないので、場合によっては利尿剤を使いながら対応しますと言われていたのですが、普通に尿も出ているという報告もありました。
泣いたところも見たことが無かったので、病院の方に「この子泣けないんですかね?」と聞いたところ、「めっちゃ泣いてます…」と言われて「すみません…」となりました。
本来はもっと大きな心臓専門の病院に来週には移すという予定だったのですが、昨日の経過を観察してみて、思った以上に安定しているという事で、ギリギリまで近くの病院で大きくなるのを待つ方針になりました。我が子の生命力に感謝です。
もし予定通りであれば、妻が退院する頃には更に遠い病院に行ってしまうかと思っていたのですが、ママに会いたかったのか頑張ってくれています。来週以降も持ちこたえてくれれば妻に会う時間もとれそうです。
本当に、小さい命であるにも関わらず、兄の生命力に励まされた一日となりました。
彼が必死に生きようとしているのに、親が二人でウジウジしていてはいけないですね。
絶対に諦めない。
12月9日 弟の様子
妻の両親とうちの子と妻と私の5人で面会しました。孫を見れて嬉しそうでしたが、長男の面会は父母のみと言われ、「次男だけですがごめんなさい」と思いつつ面会して貰いました。
次男は今のところこれと言った問題は見つかっておらず、兄が1900gで生まれたのに対して、弟は2500gだったので、特に心配はしていません。
今日は泣いたり、くしゃみやゲップもしており、動きもお兄ちゃんより活発でした。お兄ちゃんは大人しかったので「お腹の中でも気を遣ってしまって小さく生まれてきたのかな?」と思わざるを得ない性格の差だなと思いました。
当然、弟のせいで兄がこうなったという意図は全くなくて、お兄ちゃんは優しい子、弟は自由人という感じで「双子でもやっぱり違うもので、興味深いな」という意図で書いています。
妻とは「兄がこのような状態だからと弟に愛情を注ぐのを忘れる事は絶対にないようにしようね。」という約束はしました。
その他
妻は昨日までは熱があったのも下がり、少し感覚が戻ってきたので、傷の痛みが気になってきたという事でした。また、寝たきりでエコノミー症候群にならない為に着圧ソックスを履きつつ、歩行訓練をし始めていました。
良いニュースとしては、母乳が出ました。搾乳をしてくれて、それをお兄ちゃんのためにも冷凍してくれたので、明日からは出た日は私が毎日クーラーボックスでお兄ちゃんの方への宅配します。
まだお腹の傷が癒えない段階から、搾乳機で頑張ってくれてる様子を考えると、本当に強いなと尊敬します。妻が触れることもなく別の病院に搬送されてしまった兄でしたが、せめて母乳だけでも届けてあげられるならそれ以上のプレゼントはありません。
心臓に異常がある子はどうしても消化器官に負担がかかるらしく、その中で赤ちゃんに一番負担が少ないのが母乳ということでした。少し弟には申し訳ないのですが「小さくて、心臓の負担が大きい兄の方に少しでも母乳を多めに譲ってあげて下さい。」と医師にも言われた為、頑張って出して譲ってあげて下さいとお願いしてきました。
明日の私の予定
明日は17時に兄との面会を予約してきたので、その前に妻のところに行って、弟を愛でてから、母乳を預かって兄の元へ行く予定なので、それまでに可能な限り仕事を終わらせる方針で動こうと思っています。
妻の入院も相変わらず継続中なので、可能な限り全方向にきちんと気を回しながら、なんとか4人で乗り切っていこうと思います。
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